プホルスの心温まるシーンに「本当に一流」の声 試合直後に客席の少年に駆け寄りサイン
“レジェンド”が笑顔でサインする姿に…「可愛らしい少年。素晴らしい選手」
エンゼルスのレジェンド、アルバート・プホルス内野手が試合直後に少年にサインをする様子をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公開。古巣カージナルスの本拠地セントルイスのメディアからも称賛の声が上がっている。
「Cut4」が公開したのは、エンゼルスが20日(日本時間21日)まで4連戦を行っていたブルージェイズの本拠地ロジャース・センターでの動画。プホルスは試合後、一塁側の客席に笑顔で走って向かってきている。背後ではエンゼルスの選手たちがマウンド上でハイタッチの列を作っており、まさに勝利を掴んだ直後のようだ。
そして、プホルスが向かった先には1人の少年の姿が。プホルスは、その場で自分が着ていたユニホームを脱ぐと、ペンを受け取ってサイン。さらに、少年が着用しているユニホームの背中にもペンを走らせ、そのまま笑顔で少年を抱きかかえている。
セントルイスのラジオ局「KMOX」は「カージナルスを退団し、エンゼルスでプレーすることで大金を手にしたことを根に持っているセントルイスのファンもいるかもしれないが、アルバート・プホルスは球界で最も思いやりのある人物だということを、彼は何度も証明してきた」とレポート。この出来事について、プホルスがスタンドにいるジョー・スクアリニさんのダウン症の息子に気づき、サインをプレゼントしたという事実を伝えている。