米少年野球で起きた大人たちの大乱闘 13歳の審判は「7歳の子たちが心配だった」

「落ち着くように促した審判の言葉を聞くどころか、大人たちは口論を始めた」

 協会の少年野球ディレクターを務めているというコルドバ君の父親は、乱闘発生直後に連絡を受けたという。5分で駆けつけ、乱闘を収めようとしたというが、「本当に恐ろしい状況だった。彼は今までこのようなことに巻き込まれたことはなかったんだ」と記事の中で回顧。事態はあっという間に収集のつかない状況になってしまったようだ。

 ただ、コルドバ君は今回の事件を受けても、プロ野球選手になるという夢は諦めていないという。さらに「小さい子たちが野球を学ぶ手助けをすることが楽しいんだ」と、今後も審判を続けることを宣言したと特集では伝えている。

 また、地元メディア「NBCスポーツ」も「13歳の審判が少年野球の試合での大人の乱闘は、振舞いへの警告がきっかけになったと語る」とのタイトルで、コルドバ君に取材した記事を掲載。こちらでは「乱闘は乱暴な言葉を使った男性に彼が警告したことから始まったと語った」としている。そして、「落ち着くように促した審判の言葉を聞くどころか、大人たちは口論を始めた。それにより、大人たちがフィールドで殴り合う事態となった」と指摘。13歳の少年に注意された大人がさらに熱くなるという、あってはならない行為から大乱闘が起きたようだ。

 あまりにも残念な大人たちの“暴挙”には、当然ながら非難の声が殺到している。

(Full-Count編集部)

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