大谷翔平、2戦連続安打&味方の“神走塁”で犠飛に満面笑み 連勝貢献でエ軍勝率5割
トバーが左飛で二塁から一気に生還する“神走塁”、大谷もベンチで笑顔
■エンゼルス 5-1 レッズ(日本時間26日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地レッズ戦に「3番・DH」で5試合ぶりにスタメン出場。5回の第3打席で左前打を放つと、7回の第4打席は味方が二塁から一気に生還する“神走塁”を見せ、犠飛で1打点。3打数1安打1打点で5-1での勝利に貢献した。エンゼルスは2連勝で再び勝率5割に戻した。
エンゼルスは1点を追う初回、ラステラが同点の先頭打者ランニング本塁打。大谷は1死走者なしで打席に入り、三ゴロに倒れた。さらに、3点リードで迎えた3回の第2打席は右腕マリーのカーブを捉え、打球速度108マイル(約173.9キロ)の痛烈な打球をレフトに飛ばしたが、左翼手アービンの正面を突いた。
だが、第3打席では“シフト”の逆を突いて三塁線を抜ける左前打を放ち、2試合連続ヒット。そして、3点リードのまま迎えた7回は1死二塁のチャンスで打席へ。3番手右腕ローレンゼンの前に左翼フェンス手前への左飛に倒れたが、相手左翼手が見せたスキを見逃さず、代走トバーが二塁から迷わずに三塁を回り、一気に生還。味方の“神走塁”で犠飛となり、大谷に打点がついた。
貴重な追加点にトラウトらベンチの選手たちは大盛り上がり。大谷もトバーを感謝の“両手握手”で迎えると、ベンチでも満面の笑みを浮かべた。
エンゼルスはそのまま快勝。敵地での交流戦があったため、5試合ぶりのスタメン出場となった大谷は、味方の好走塁もあって勝利に貢献。今季は42試合出場で打率.277、9本塁打、31打点となった。
(Full-Count編集部)