プイグ、退場宣告に激昂→ヘルメット&バット投げで不満爆発 ベル監督も退場処分
外角低めのボールをストライク判定され不満をあらわに
■エンゼルス 5-1 レッズ(日本時間26日・アナハイム)
25日(日本時間26日)の敵地エンゼルス戦で、レッズのヤシエル・プイグ外野手とデビッド・ベル監督が相次いで退場となった。
敵地エンゼルスタジアムでの一戦。6回のレッズの攻撃中に“事件”は起きた。1死一塁で打席に立ったプイグ。2ストライクで迎えた3球目、エンゼルスの右腕ノエ・ラミレスが投じた外角低めへの1球はストライク、見逃し三振の判定だった。
これに納得がいかなかったプイグ。球審へ振り返ると、一言、二言と不満を漏らした。その瞬間、間髪入れずに球審はプイグに対して退場を宣告。これにプイグは激昂し、激しく球審に食ってかかった。
ベル監督はベンチを飛び出すと、球審とプイグの間に割って入り、そのまま球審に抗議した。徐々にヒートアップしていくベル監督に対して、球審は再び退場を宣告。プイグに続くように、ベル監督も激昂して猛抗議に発展した。プイグはバッターボックス付近に戻ると、ヘルメットとバットを放り投げて不満を露わにした。
MLB公式サイトは試合後のベル監督のコメントを紹介。これによると「ストライク/ボールの判定に抗議することは許されていない。それは分かっている。映像を見る限り(プイグと球審の間で)特に度を越えた(不適切な)行為はなかったと思っている。彼らの間に入って、何が起こったのかを確かめるために私はフィールドに出た」と話していた。