オリックス、ドーピング違反のメネセスと契約解除「ショックを受けています」
メネセスのコメントも発表「処分を受け入れる必要があると思っています」
日本野球機構は27日、オリックスのジョーイ・メネセス内野手に対し、アンチ・ドーピング規程違反で2019年6月27日から2020年6月26日まで1年間の出場停止処分を科すと発表した。これを受けて、オリックスはメネセスとの契約解除を発表した。
4月9日のロッテ戦(ZOZOマリン)で行われた競技会ドーピング検査の対象となり、採取された尿検体から禁止物質「スタノゾロール」が検出。その後、B検体の分析も実施されたが、A検体と同じ物質が検出され、NPBアンチ・ドーピング調査裁定委員会により制裁内容が決定された。
1年間の出場停止処分、契約解除となったメネセスは球団を通じてコメントを発表。「昨年まで米マイナーリーグでプレーしていた際、幾度かドーピング検査を受けましたが陽性になったことは一度もなく今回の結果にはショックを受けています。しかしながら現実を受け止めるしかなく、処分を受け入れる必要があると思っています。ファンの皆様、関係者の皆様にご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません」とコメントした。
(Full-Count編集部)