まさかの“故意死球”にプイグが大激怒! 両軍入り乱れる乱闘劇に発展
全く打つ気配を見せないプイグ、カウント3-0から左足に直球が直撃
■カブス 6-0 レッズ(日本時間30日・シンシナティ)
レッズのヤシエル・プイグ外野手が29日(日本時間30日)に行われた本拠地カブス戦で死球を受け激昂。両軍入り乱れる乱闘劇を巻き起こした。MLB屈指の“お騒がせ男”だが、今回は相手投手に非難の声が上がっている。
プイグが激怒したのは5点を追う8回の第4打席だった。2死二塁の好機で打席に入ると3球連続でボール球。カウント3-0からプイグは構えることなく打席に入っていたが、カブスのストロップが投じた4球目の直球が左足に直撃、打つ気配を見せていなかったプイグもこれには激昂するしかなかった。
ヘルメットとバットを放り投げマウンドに詰め寄ると両軍のベンチから一斉に選手たちが飛び出す乱闘騒ぎとなった。
MLB公式ツイッターは「ベンチが空になる」とコメントを添え、乱闘劇を動画で公開。いつもは“問題児”として扱われるプイグだが、非難の声はぶつけたストロップに向けられた。
「最下位のレッズは、今季この先に乱闘を何度起こすことになるだろうか」
「プイグ、もしマウンドに向かってチャージするつもりなら、そうするがいい。君を制止するものは誰一人いなかったね」
「なんてことなの… 彼は少しだけ大人になったと思っていたのに」
「(プイグにぶつけた救援の)ストロップは球界の面汚しだな」
「なぜカブスファンはこの場面で怒っているのか、よくわからないね」
「ブルペンが空になるのは、野球の乱闘で一番愚かなことだよ」
「ストロップは罰を受けないと。あれは許せないね」
「ストロップを出場停止にしろ。(その投球は)不必要だし、完全に故意だ」
「100%故意」
「ストロップはあの投球で退場になるべきだ」
打つ気配を見せていないプイグへの死球。米ファンの目には明らかな“故意死球”に映ったようだ。