大谷翔平、シーズン31発ペース! 松井秀喜超え&日本人最多本塁打の期待
3.92試合で1本塁打 残り77試合に換算すると…
■アスレチックス 12-3 エンゼルス(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は6月30日(日本時間1日)、本拠地のアスレチックス戦で「3番・指名打者」で6試合連続スタメン出場。4回の第2打席で3試合ぶりの右中間11号ソロを放つと、8回の第4打席で今季初の1試合2発となる12号ソロを放った。エンゼルスは3-12で敗れて3連敗。借金1となった。
2点を追う4回先頭、先発右腕・バシットのカーブを右手一本でバットに乗せ、右中間スタンドへの11号ソロ。8回先頭では5番手右腕ブルックスから今季最長の飛距離447フィート(約136.2メートル)の右中間12号ソロを放った。1試合2本塁打は今季初めてで、昨年9月5日の敵地レンジャーズ戦以来298日ぶり通算3度目だ。
5月7日に打者復帰して47試合目。3.92試合に1本のペースで本塁打を量産しており、残り77試合に換算すると、31本塁打ペース。2004年にヤンキースで松井秀喜氏が記録した日本人選手最多31本塁打の更新も見えている。また、194打席で12本塁打。16.17打席で本塁打を放っており、16.68打席で1本塁打を放った昨季を上回るペースでアーチを放っている。
今季は47試合出場で、打率.299、52安打、12本塁打、35打点、4盗塁。5月6月は打率.340、9本塁打、22打点と状態を上げている。この日の試合後、大谷は「試合勘、打席の感覚は徐々に良くなっていると思うので、もっともっと上げていけたらなと思います。それは(昨季からレベルアップ)は常に感じています」と話していた。大幅な記録更新、シーズン40発到達も決して夢ではない。
(Full-Count編集部)