スカッグス急死、まだ死因不明も「自殺は疑われてない」 大谷とは同じ代理人事務所
27歳で急死も死因はまだ発表されず、MLBコミッショナーも声明発表
エンゼルスのタイラー・スカッグス投手が1日(日本時間2日)、遠征先のテキサスのホテルで死去した。27歳だった。まだ死因は発表されていないが、地元紙は「自殺は疑われていない」と伝えている。
地元警察はこの日、午後2時18分に連絡を受けてエンゼルスの宿舎に駆けつけたが、スカッグスは意識のない状態で発見され、その後、死亡が確認されたという。地元警察は、現時点で不審な死のように見えないが、さらに調査を続けると発表。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「サウスレイク警察のスポークスマンは、自殺は『疑われていない』と話した」と伝えている。前日の30日(同1日)はいつもと変わらず元気な様子で、試合後の移動はウエスタン・スタイルのドレスコードをチームが設定していたため、同僚とともにカウボーイ姿でテキサスに出発していた。
メジャーリーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーは「本日のテキサスでの突然の悲劇に深い悲しみを覚えています。メジャーリーグは、タイラーの妻のカーリ、彼らの家族、友達、そして、エンゼルスの同僚やチームメートたちに心からお悔やみを申し上げます。我々はこの困難な時期にエンゼルス球団をサポートし、タイラーのチームメートやベースボール・ファミリーにあらゆる支援を行います」と声明を発表。多くの選手が続々と追悼のコメントをツイッターに投稿している。
エンゼルスの地元カリフォルニア州サンタモニカ出身のスカッグスは、メジャー通算96試合登板で28勝38敗、防御率4.41の成績をマーク。今季も15試合登板でチームトップの7勝(7敗)を挙げ、防御率4.29と活躍していた。昨オフに結婚したばかりで、同じ「CAAスポーツ」と代理人契約を結ぶ大谷とも仲が良かった。
(Full-Count編集部)