スタントン、大谷らエ軍選手へ激励 「今お互いが必要。強くいてください」
スタントンはマーリンズ時代の16年にエース右腕フェルナンデスを亡くしている
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手は2日(日本時間3日)、自身のインスタグラムを更新。エンゼルスのタイラー・スカッグス投手が1日(同2日)に遠征先のテキサスのホテルで急逝したことを受け、大谷翔平投手らエンゼルスの選手たちにメッセージを送っている。
「安らかにブラザー。ご家族にお悔やみを申し上げます」と書き出したインスタでは、同僚を亡くしたエンゼルスの選手たちを思いやる気持ちが文面ににじみ出ていた。
「僕からのエンゼルスへのメッセージは、悲しみに暮れる時間がない中、ハグをし、笑いあい、泣き、お互いに支え合うことです。なぜこのようなことが起こったのか、現実なのか、なぜ無関係に思える試合をプレーするのかと思うでしょう。怒りも感じるでしょう。多くの感情が沸き起こるでしょう。一緒に乗り越えてください」
「スケジュール通りに戻った最初の何日かは、エネルギー、質問、彼のロッカーの傍を通ることに違和感があるでしょう。強くいることが彼の家族、サポートしてくれる方たち、何かを乗り越えるパワーを求めている人たちにとって重要なのです。だから、今お互いが必要です。強くいてください。君たちのことを考えています!」
スタントンはマーリンズ時代の16年9月にエース右腕だったホセ・フェルナンデスをボート事故により亡くしている。チームメートを突然亡くすことを経験、その後の試合に臨むことの難しさを知っているからこその激励のメッセージのようだった。
(Full-Count編集部)