スカッグスへ弔い星のエンゼルスを敵将称賛「彼らは勝利にふさわしかった」
球宴左腕マイナーが5回途中降板し、1点リードの6回に一挙4失点
■エンゼルス 9-4 レンジャーズ(日本時間3日・アーリントン)
レンジャーズは2日(日本時間3日)、本拠地のエンゼルス戦で4-9で敗れて3連敗。アスレチックスに並ばれ地区2位タイとなった。エンゼルスのタイラー・スカッグス投手が遠征先のテキサス州で急逝した一夜明けた一戦で勝利したエンゼルスについて、クリス・ウッドウォード監督は「どのように気持ちを表現していいかわからない。間違いなく、彼らは今日勝利に相応しかった。それは間違いない」と称えた。
アンドラスが1点リードの3回に球団新記録となるシーズン3度目の本盗を成功。3回までに3点リードしたが、オールスター戦に初めて選出された先発のマイナーが4回1/3で4四球2安打3失点で降板。1点リードの6回に一挙4失点して逆転を許した。
試合前には前日に亡くなった敵軍左腕スカッグスへ黙祷。マウンド後方には左腕の背番号45が刻まれた。普段は大音量で流れる場内の音楽は、この日は控えめだった。指揮官は「いつもと違う感じだった。それは紛れもないこと。ミュージックも少なかった。間違いなく(普段とは)異なる感覚だった」と振り返りつつ、「言葉にするのは難しい。我々は直接影響を受けたわけではなかったが、全員が感じるものがある」と振り返った。
(Full-Count編集部)