ロッテ14安打12得点で大勝! 井口監督ご満悦「今日はいい形で勝てた」
3回に打者一巡の猛攻で一挙7点を奪い早々に試合を決める
■ロッテ 12-6 オリックス(3日・京セラドーム)
ロッテは3日、敵地・京セラドームで行われたオリックス戦を12-6で勝利し、前夜のサヨナラ負けの雪辱を晴らした。
初回、先頭の荻野が、オリックス先発ドラフト3位ルーキー・荒西の初球を左翼スタンド上段へ叩き込む6号ソロで先制。2回にモヤの移籍初となる1号ソロで同点とされるも3回に田村、藤岡の連打で一、三塁の好機を作り荻野がまたもや初球をとらえて右前へ運び、再び勝ち越しに成功。
さらに1死から中村奨、清田の適時打で3点を奪い、荒西をKO。変わった吉田一から、この日、スタメン出場の5年目、香月一がプロ初本塁打となる1号3ランを右中間スタンドに叩き込み、この回一挙7得点。続く4回にも4安打4得点。終わってみれば先発全員安打の14安打12得点で大勝だった。
今季3度目、最多タイとなる12得点で勝利した井口監督。「打線がつながって、しっかりと早い段階でビッグイニングを作って、東妻の登板機会も作れた。今日はいい形で勝てたと思います」と、前夜の雪辱を晴らした打撃陣を賞賛。「なんとかして勝ち越せるように」と、明日の試合へ向け、気を引き締め球場を後にした。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)