高卒3年目西武鈴木がプロ初安打「必死に食らいつきました」記念球は両親へ

9回に遊撃内野安打「自分のやってきたことをもっと出したい」
■西武 5-0 ロッテ(6日・ZOZOマリン)
西武の鈴木将平外野手が6日のロッテ戦(ZOZOマリン)に「9番・左翼」で先発出場し、9回にロッテの3番手・東妻からショートへの内野安打を放ち、高卒3年目で嬉しいプロ初安打を記録した。
この日、4回無死一、三塁で迎えた第2打席では「三振だけはだめだと思った」と二ゴロの間に三塁走者が生還しプロ初打点を挙げた。さらに9回の第4打席では東妻からショートへ内野安打を放ち、これがプロ初安打となった。
「必死に食らいつきました。ほっとしています」と、はにかんだ鈴木。「まだ納得する打球は少ないけど、自分のやってきたことをもっと出したい」とレギュラー奪取を誓った。記念ボールは観戦に訪れていた両親に渡すという。
鈴木は静岡高校からドラフト4位で17年に入団。プロ2年目の昨季はイースタンリーグで盗塁王を獲得し、オフには西武不動のリードオフマン・秋山に弟子入りし自主トレを共にした。