大谷翔平、衝撃の14号に恨み節再び 米記者嘆く「MLBは後悔すべきだ」

14号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
14号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

逆方向に運び、左中間スタンドの看板に直撃するソロ

■アストロズ 11-10 エンゼルス(日本時間8日・ヒューストン)

 7日(日本時間8日)に行われた敵地アストロズ戦で14号2ランを放ったエンゼルスの大谷翔平投手。「3番・DH」で5試合連続スタメン出場すると、3回の第2打席で一時勝ち越しの14号2ラン。左中間スタンドの上部にある看板に直撃するという敵地もどよめきに包まれる一発だった。

 敵地に快音が響いたのは3回だった。エンゼルスが2点を追いつき、なおも1死三塁で大谷が打席に立った。1打席目は一ゴロに打ち取られていたルーキー右腕ウルキディが投じた初球だった。91マイル(約146キロ)の直球を完璧にとらえた。打球はグングンと伸び、左中間の看板に直撃。球場内に大きな音が響き、ボールがグラウンド内に跳ね返ってくると、どよめきが起こった。

 逆方向への打球にもかかわらず、MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」では打球速度106マイル(約170.7キロ)、飛距離397フィート(約121メートル)を記録。前半戦最後となる一戦で、大谷が放った衝撃的な一発だった。

 この一打を米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニが左中間にあるチャンピオン・エナジー・サービスの看板に本塁打をかっ飛ばした。フルスイングのようには見えなかった。凄まじい逆方向へのパワーを持っている」と伝えた。

 これに対して反応を示したのは、MLB公式サイトで記者とレポーターを務めるジョン・タイラー氏。大谷の衝撃的なパワーを再確認したことで、再びオールスターのホームランダービー出場選手から大谷が漏れたことを嘆き「オオタニはダービーに出るべきで、彼が出ないことをMLBは後悔すべきだ」と自身のツイッターで綴っていた。

 ホームランダービー出場8選手から漏れたのは4日も前のこと。ダービーを翌8日(日本時間9日)に控えた段階でも恨み節が出るというのは、それだけ大谷のダービー出場への期待が大きかったからだろう。

(Full-Count編集部)

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