元楽天ペゲーロ、韓国LGツインズへ移籍 GMは期待「チームの助けになる」
昨季限りで楽天を退団、今季はメキシカンリーグのティファナでプレー
昨季限りで楽天を退団したカルロス・ペゲーロ外野手が10日、韓国プロ野球のLGツインズに入団すると発表された。複数の地元紙が報じている。
2016年に楽天に入団したペゲーロは192センチ、119キロの巨体から放たれる長打力を武器に楽天で3年間活躍。主に強打の2番打者として打線を支えるも、昨季は精彩を欠き退団が決まった。日本での通算成績は259試合に出場して打率.265、53本塁打、145打点。今季はメキシカンリーグのティファナに在籍していた。
今回、LGツインズには契約金3万ドル、年俸15万ドルの総額18万ドル(約1962万円)で入団する。ペゲーロの入団決定を受けて多くの現地メディアが報じている。『OSEN』ではLGのチャ・ミョンソクGMのコメントを伝え、チャGMは「ペゲーロはパワーがあり、一塁と外野の両方をこなせる。日本球界を経験したことも大きく、チームの助けになることを期待している」とコメントしている。
今季の韓国プロ野球にはペゲーロをはじめ、元DeNAのジョー・ウィーランド投手やジェイミー・ロマック内野手、元楽天のジェイク・ブリガム投手など日本球界を経験した外国人選手が多数在籍している。ペゲーロが入団するLGツインズは現在、全10球団中4位と上位に位置している。昨年は不完全燃焼だったペゲーロが新天地で活躍できるか、その打棒が注目される。
(豊川遼 / Ryo Toyokawa)