銃撃受けたオルティス氏、3度目の手術も順調に回復 夫人が声明「元気です」
ティファニー夫人「3度目の手術を受けました。順調に回復している段階で元気です」
母国ドミニカ共和国で銃撃を受け、ボストンの病院に入院している元レッドソックスのデビッド・オルティス氏が、3度目の手術を受け、順調に回復しているとレッドソックスが発表した。球団公式サイトなど米メディアも伝えている。
現役時代に通算541本塁打を放ったオルティス氏は、6月9日(日本時間10日)に母国ドミニカ共和国の首都サントドミンゴのクラブで背中を撃たれた。緊急手術を受けて一命を取りとめ、その後、レッドソックスの本拠地ボストンにあるマサチューセッツ総合病院に移動。集中治療室(ICU)での治療が続けられていたが、同22日には一般病棟に移ったと発表していた。
ティファニー夫人は球団を通じて「今週初めに、銃撃を受けたことによる傷に関して、デビッドは3度目の手術を受けました。マサチューセッツ総合病院のデビッド・キング医師が執刀しました。デビッドは順調に回復している段階で、(気持ちの面でも)元気です。この困難な時にデビッドと私たち家族全員に向けられた優しさや思いやりには、重ね重ね大変感謝しております」とコメントした。
オルティス氏は1997年にツインズでメジャーデビューし、03年からレッドソックスでプレー。本塁打王1度、打点王3度の強打者として活躍した。通算20年間で2408試合に出場し、2472安打、541本塁打、1768打点をマーク。背番号34はレッドソックスの永久欠番となっており、野球殿堂入りも期待されている。
(Full-Count編集部)