阪神近本、文句なしのMVP! 史上2人目のサイクル安打達成、賞金300万円獲得

阪神・近本光司【写真:荒川祐史】
阪神・近本光司【写真:荒川祐史】

7回の第5打席でパ・リーグの“アシスト”もあって快挙を達成

■セ・リーグ 11-3 パ・リーグ(13日・甲子園)

 阪神の近本光司外野手が球宴史上2人目の快挙を達成し、MVPを獲得した。13日、本拠地甲子園球場での「マイナビオールスターゲーム2019」第2戦。初回に先頭打者本塁打を放った近本はその後、二塁打、単打、二塁打と続けて放つと、7回の第5打席で三塁打を放ち、サイクル安打を達成。文句なしのMVPに選ばれた。

 初回いきなり先頭打者本塁打を放った近本。2回の第2打席では右翼線を破る二塁打、3回に回ってきた第3打席でも右前安打を放ち、三塁打を残してサイクル安打に王手をかけた。5回の第4打席では再び二塁打を放つと、7回の第5打席で快挙を達成した。

 近本の打球は前進守備を敷いた左翼の頭上を超える打球に。近本は二塁ベースを回ったところで一度は止まりかけるも、パ・リーグの守備陣も三塁打となるように中継プレーに手間取ってみせた。これを見た近本は一気に三塁へ。クロスプレーとなったが、源田からの送球を松田宣が取れずに三塁打となり、快挙を達成した。

 1992年のヤクルト古田敦也氏以来となる史上2人目となるオールスターでのサイクル安打達成。試合後はもちろんMVPに輝き、賞金300万円を獲得した。

(Full-Count編集部)

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