大谷猛打賞阻止の強肩、前田救った美技… どの“素手キャッチ”が一番凄い?
「間違いなくこの男」“ベアハンド”を代名詞とするアレナドは4回登場
素手でボールを捕球する“ベアハンドキャッチ”。MLB公式ツイッターは「誰がグローブが必要だって?!」とのタイトルで全31プレーの動画を公開した。
動画の中盤に登場するのが、前田健太投手を救ったドジャースのキケ・ヘルナンデス内野手の美技。シフトでガラ空きになっていた三遊間への打球を素手でキャッチし、ランニングスローでアウトとした。田中将大投手が炎上するなど壮絶な打撃戦となり注目を集めたロンドン・シリーズで飛び出したのは、ヤンキースのディディ・グレゴリアス内野手の流れるような“ベアハンドキャッチ”。グレゴリアスは6月にトミー・ジョン手術から復帰したばかりだったが、このプレーで完全復活を印象づけた。
終盤に登場するのは、ダルビッシュを救ったカブス内野陣の好プレー。ボテボテのゴロに三塁手のデビッド・ボートが猛チャージ。素手で掴んで投げると、一塁手のアンソニー・リゾが柔軟な開脚キャッチでアウトにした。最後から2番目に登場するのは、レンジャーズのエルビス・アンドラス内野手。高くバウンドした打球を素手でキャッチすると、レーザーのような送球で快足の大谷翔平投手をアウトにした。この日2安打を放っていた快足の大谷の猛打賞を阻止する好プレーだった。
なかでも“ベアハンドキャッチ”からの強肩を代名詞としているのがロッキーズのノーラン・アレナド内野手。各選手1プレーの紹介の中なんと4回も登場しており、圧巻のプレーで動画の最後を締めている。シフトで遊撃よりのポジションから打球に追いつき素手で捕球。三塁の深い位置だったにも関わらず、しなやかな送球で楽々とアウトにした。コメント欄にも「ノーランには必要ない」「間違いなくこの男」と絶賛するファンのコメントが多く寄せられている。
全31プレーが紹介されている大ボリュームの動画。あなたのお気に入りの“ベアハンドキャッチ”を探してみてはいかがだろうか。
【動画に登場する全選手(登場順)】
ノーラン・アレナド(ロッキーズ)、クリス・ブライアント(カブス)、マイケル・フランコ(フィリーズ)、ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)、ジオバニー・ウルシェラ(ヤンキース)、ヨハン・カマルゴ(ブレーブス)、ニック・アーメッド(Dバックス)、ホセ・ラミレス(インディアンス)、ジャスティン・ターナー(ドジャース)、トッド・フレイジャー(メッツ)、マット・チャップマン(アスレチックス)、ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)、キケ・ヘルナンデス(ドジャース)、クリスチャン・アローヨ(レイズ)、タイラー・サラディーノ(ブルワーズ)、カイル・シーガー(マリナーズ)、アレナド(2回目)、マニー・マチャド(パドレス)、フランシスコ・リンドーア(インディアンス)、トウキ・トゥサント(ブレーブス)、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)、ライオン・ヒーリー(マリナーズ)、ジョーイ・ボット(レッズ)、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)ディディ・グレゴリアス(ヤンキース)、ラファエル・デバース(レッドソックス)、ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)、アレナド(3回目)、デビッド・ボート(カブス)、エルビス・アンドラス(レンジャーズ)、アレナド(4回目)