156キロ超の弾丸スロー炸裂 ド軍23歳の驚愕レーザーにファン「これは凄い」
ドジャースのベルドゥーゴが左翼から見事なストライク返球
■Rソックス – ドジャース(日本時間15日・ボストン)
ドジャースのアレックス・ベルドゥーゴ外野手が、圧巻の球速97.1マイル(約156.2キロ)の高速レーザービームを炸裂させた。
14日(日本時間15日)に敵地で行われたレッドソックス戦。2点リードの5回1死一、二塁でレッドソックスのJD・マルティネス外野手が放った打球は三遊間を破り、左前へと転がった。
勢いよくチャージをかけたベルドゥーゴはワンステップで、その左腕を唸らせた。投じられた矢のような送球は見事なストライク送球となり、ノーバウンドで捕手のマーティンのミットに収まった。
本塁を狙ったラファエル・デバース内野手は、ホームベース手前で憤死。間一髪のところでアウトとしたこのベルドゥーゴのレーザービームはMLB公式データ解析システム「スタットキャスト」で球速97.1マイル(156.2キロ)を記録した。
MLB公式インスタグラムも「ノーチャンスだ」として、このプレーを紹介すると、ファンも喝采の声をあげた。
「これは凄い」
「素晴らしいプレー!」
「走っちゃダメだ」
「キャノン!」
「ストライクだ… レフトから」
左翼から投じられたノーバウンドでの見事なストライク送球。ナ・リーグ西地区で首位を独走するドジャースで今季定位置を掴んだ23歳が見せた圧巻の美技だった。