弾き慣れてる!? 失策王デバースのエラー回避にファン「なんてスムーズな動き」
高く弾いた打球を素手で掴み一塁へ送球、ギリギリでアウトとし安堵の表情
■Rソックス 10-8 ブルージェイズ(日本時間16日・ボストン)
レッドソックスのラファエル・デバース内野手が15日(日本時間16日)、本拠地ブルージェイズ戦で驚異のエラー回避を披露し、ファンを沸かせた。MLB公式ツイッターがこのプレーを動画で紹介している。
昨季24エラーで不名誉なメジャー最多失策を記録した22歳のデバース。見せ場は5回無死走者なしの場面でやってきた。グリエルJr.の強烈な打球に体を倒して捕球を試みると、ボールはグラブに当たり頭上に高く跳ねた。デバースはすぐさま起き上がると、落ちてきたボールを素手で掴み一塁へ送球。ギリギリでアウトとし、胸に手を当てて安堵の表情を浮かべた。これには味方ベンチも大興奮、マウンドのポーセロも拍手を送った。
MLB公式ツイッターがこのプレーを「スクープの夏(ボールを掬い上げたプレーとアイスを掬うスクープをかけている)」とのタイトルをつけて動画で紹介。ファンから様々なコメントが寄せられた。
「最高の三塁手」
「オールスターには招待されなかったけどね」
「ブレグマンよりいい」
「グレイバー(トーレス)には出来ないな」
「素晴らしいプレー」
「アレナドなら寝ながらでもできる」
「今、レッドソックスのベストプレーヤー」
「素晴らしい!」
「なんてスムーズな動き」
「グローブは必要ない?」
今季も15日(同16日)時点で両リーグ2位の14失策を喫しているデバースだが、打率.326、OPS(出塁率+長打率).932、17本塁打と打撃では絶好調。ベッツ、ボガーツ、マルティネスらとともに強力打線を形成している。