ボールを巡る少年ファンの“美しき友情”にMLB公式賛辞 「史上最高にキュート」
ファウルボールをゲットした少年が間に合わなかった少年にプレゼント
■ドジャース 7-2 フィリーズ(日本時間19日・フィラデルフィア)
ファウルボールを巡る少年ファンの“美しき友情”が米で話題になっている。17日(日本時間18日)に行われたドジャース対フィリーズの1戦。ボールを譲り熱いハグを交わした少年をMLB公式サイト内の人気コーナー「Cut4」公式ツイッターが伝えている。
時折大人たちが見せる醜い争いはそこになかった。5回にドジャースのフリースが放った打球は一塁スタンドへのファウルボールとなった。スタンドに転がるボールを手にしようと少年たちは一斉にボールめがけてダッシュ。
赤色のTシャツを着た少年が見事にボールゲットしたが、間一髪で間に合わなかった赤色の帽子の少年を見つめると躊躇せずにボールをプレゼント。そして最後はハグを交わし友情を深め合ったのだ。
MLB「Cut4」は「我々が見た中で史上最高にキュートな出来事がこれ」とコメントを添え、一連の動画を公開。心温まる少年たちの姿にファンも感激した様子だった。
「こういうのがもっと必要だ」
「誰か彼にボールを上げなよ」
「ワォ」
「一流の光景」
「僕たちにはこういうことが必要なんだ、大人が子供から(ボールを)奪ったりとかではなくてね」
「この少年を探し出して、彼の優しさに対して褒美を与えなきゃ!」
「少年よ、君の両親はきっと凄く誇りに思っているよ」
「気に入ったよ!」
「こういう感じの振る舞いをする大人を増やしていかないとね…」
「ナイス!」
「何という素晴らしい少年なんだ」
純粋に野球を楽しみ、人の心を分かち合う少年たちをファンは称賛。この試合の解説者も「ナイス! アンビリーバボー」と敬意を表していた。