球宴HRダービーVの新人大砲のバット折りにMLB公式注目 「まるでのこぎりで切ったよう」
木片が飛び散らない見事なバット折りを見せつけたアロンソ
■ジャイアンツ 3-2 メッツ(日本時間22日・サンフランシスコ)
メッツの新人、ピート・アロンソ内野手が21日(日本時間22日)、敵地・ジャイアンツ戦で鮮やかなバット折りを披露した。今夏のホームランダービーを制した大砲の“バット折り”をMLB公式サイト内の人気コーナー「Cut4」は「そのテクニックにおって新境地を開いた」と伝えている。
破壊力満点の“バット折り”は3回だった。2死からアロンソはメネスに空振り三振に倒れると、悔しさからか、右太ももでバットを真っ二つに折ってしまった。木片などが飛び散らない鮮やかなバット折りをMLB「Cut4」は「アロンソは、バットを完全に2つに折り、そのテクニックにおいて新境地を開いた」と見出しを付け報じた。
記事では過去にもメジャーリーガーたちが「色々な選手によって、それぞれ(バット折に)バリエーションがある」と個々に特徴がみられることをレポート。記事内ではマチャド、プイグ、デービスらのバット折りを紹介し「時にはバットが抵抗することがある」と、カルロス・ゴメスの全く折れないバット折り動画を添え難しさを伝えている。
アロンソが見事なまでにバットを真っ二つに折ったことに驚きを見せ「正直言って凄かった。まるで、大工がのこぎりで綺麗に切ったようだった」と伝えている。打てなかったストレスをバットに爆発させたアロンソの行為は米で賛否両論となっている。