佐々木朗希、圧巻の2安打15K完封 最速157キロ 大船渡は35年ぶり甲子園へあと1つ
佐々木は「4番・投手」で先発し、一関工打線をわずか2安打に封じ込める
第101回全国高等学校野球選手権大会岩手県大会は24日、準決勝2試合が行われ、“令和の怪物”佐々木朗希投手擁する大船渡は一関工に5-0で勝利し、決勝進出を決めた。佐々木は「4番・投手」で先発すると、9回まで投げ抜き2安打完封を飾った。この日の最速は157キロだった。
初回1死ニ、三塁で佐々木自ら先制の適時内野安打を放つなど、いきなり2点を先制。2回には内野ゴロの間に1点を加え、3回には木下の適時二塁打で追加点を奪ってリードを広げた。
このリードを佐々木が守り抜いた。序盤から一関工打線を相手に圧巻の投球を披露。最速157キロをマークした真っ直ぐを軸に相手の攻撃をねじ伏せた。2回に岩渕健、4回に金子に単打を許したが、安打はこの2本だけ。9回を投げて、2安打15奪三振の圧巻の投球で完封勝利を飾った。
大船渡は決勝進出を決め、第1試合で勝利した花巻東と甲子園出場をかけて戦う。大船渡は1984年に夏の甲子園出場を果たしており、35年ぶり2度目の夏の甲子園出場へあと1つとした。
(Full-Count編集部)