CY賞左腕カイケルがまさかの尻もち… マウンド上で何が? MLB公式「結んでおかなきゃ」
GG賞4度の名手は倒れながらも返球を捕球、打者は驚きの表情
■ロイヤルズ 5-4 ブレーブス(日本時間24日・アトランタ)
ブレーブスの2015年サイ・ヤング賞左腕、ダラス・カイケル投手は23日(日本時間24日)本拠地ロイヤルズ戦に先発。中継ぎが打たれて勝敗はつかなかったものの、6回3安打2失点12奪三振と好投した。そんなカイケルが投球の間にまさかの尻もちをつくハプニングが起こり、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が紹介している。
6回1死走者なしの場面。直前の打者ゴードンに勝ち越しのソロ本塁打を許したカイケルは、主砲ドージャーと対戦。4球目に投じたカッターはボールとなり、その直後に珍プレーが起こった。捕手からの返球を後退しながら捕球しようとしたカイケルは、自分の左足に右足が引っ掛かり転倒。マウンドに尻もちをつく形となった。
まさかのアクシデントにもゴールドグラブ賞4度の左腕は返球をしっかり捕球。靴紐を結びながら笑顔を見せた。顔をあげてカイケルが尻もちをついてるのを見た打者ドージャーも驚きの表情。「Cut4」の公式インスタグラムは「靴は結んでおかなきゃね」とこの場面を紹介すると、ファンからも多くのコメントが寄せられた。
「それでも彼はキャッチした」
「自分で踏んだね」
「投手はアスリートだ」
「ナイスキャッチ」
「さすがゴールドグラブ賞」
「誰でも人生に1度は経験するね」
「なんてプレー」
FA市場の停滞の影響で、6月にやっとブレーブスと契約を結んだカイケル。6月の2試合では調子が上がらなかったが、7月に入ると3試合連続ハイクオリティ・スタート(HQS、7回以上、自責点2以下)を記録するなど本領発揮。まさかの珍プレーにも、笑顔を見せる余裕が出てきたようだ。