佐々木朗希の計り知れない能力に米メディアも注目「偶然にも大谷と同じ県」
佐々木は25日の岩手県大会で登板せずに敗退も「すでに99マイルを投げる」
最速163キロを誇る大船渡の“令和の怪物”佐々木朗希投手。25日に行われた岩手県大会決勝の花巻東高戦では、ベンチスタートとなり、そのままマウンドに上がることなくチームは大敗した。最後の試合は投球練習をすることもなく、ベンチで敗戦の瞬間を見届けることになった。
だが、延長12回を1人で投げ抜き、最速160キロを記録した4回戦の盛岡四高戦や、2安打15奪三振完封した準決勝の一関工戦など、その潜在能力の高さを随所に発揮して見せた。その佐々木の力は、海を渡った米国でも広く報じられ、大きな注目を集めていた。
米メディア「USAトゥデイ・ハイスクール」でも「日本の高校生投手でエリートプロスペクトのロウキ・ササキは、すでに99マイル(約159キロ)の球を投げることができる」として、佐々木の力に着目。NPB球団だけでなく、MLB球団のスカウトも視察に訪れるなど大きな注目を集めていたことも伝えている。
記事では「彼が素晴らしい投球をする中で99マイルを投げる姿を目の当たりにすると、それは何の驚きでもないはずだ」とも伝えられており、佐々木のポテンシャルの高さを称賛。そして「偶然にも、ササキはショウヘイ・オオタニの母校と同じ県の高校でプレーしている」と、エンゼルス大谷翔平投手と同じ岩手県出身であることも紹介している。
(Full-Count編集部)