楽天、由規との支配下契約を発表「結果を残すことが一番の恩返し」 背番号「63」に
由規は「ホッとした」、寺岡とも支配下契約「期待に応えられるよう」
楽天は28日、育成選手の由規(本名:佐藤由規)投手との間で支配下選手としての契約に合意したと発表した。背番号は「123」から「63」へ変更となった。
由規は仙台育英高から2007年高校生ドラフト1位でヤクルトに入団。故障で育成契約も経験し、昨年限りで戦力外となった。その後、12球団合同トライアウトは受けなかったものの、故郷の仙台に本拠地を置く楽天に育成契約で加入した。プロ通算では90試合登板、32勝36敗、防御率3.66。今季はイースタンリーグで7試合に登板し、1勝0敗1セーブ、12イニングで14奪三振、自責点0の防御率0.00と好投を続けていた。
由規は「支配下に上がれるかわからない状況で緊張していましたが、ホッとしたというのが今の率直な気持ちです。怪我をしている中、楽天イーグルスには獲っていただいたので、1軍で結果を残すことが、一番の恩返しだと思っています。上がったからには1軍の試合に出て結果を残せるよう、一生懸命頑張ります」とコメントした。
楽天は同じ育成選手の寺岡寛治投手との間で支配下選手としての契約に合意したことも発表。背番号は「056」から「68」へ変更となる。寺岡は「嬉しい反面、緊張しています。2桁の背番号をいただいたからには、1軍で勝ってなんぼだと思っています。そこを石井GM、平石監督に期待されていると思いますので、その期待に応えられるよう、一生懸命頑張ります」とコメントした。
(Full-Count編集部)