日ハム2安打完封負けも…鷹と1.5差のまま 栗山監督「しっかりやるしかない」

日本ハム・栗山英樹監督【写真:石川加奈子】
日本ハム・栗山英樹監督【写真:石川加奈子】

4試合連続2桁安打と好調だった打線が沈黙、吉川光は4回2失点の粘投

■楽天 2-0 日本ハム(30日・札幌ドーム)

 日本ハムは30日、本拠地で楽天のルーキー左腕・弓削隼人投手に2安打完封負けを喫した。

 4試合連続2桁安打と好調だった打線が沈黙した。安打は今季最少の2本。初回に先頭の西川遥輝外野手が放った三塁内野安打と3回に中島卓也内野手が放った中前打のみで、4回以降は無安打だった。

 投手陣は踏ん張った。巨人からトレード移籍後2度目の先発となった吉川光夫投手は2回に下水流昂外野手に先制2ランを許したものの、4回3安打2失点と粘投。5回以降はロドリゲス投手、西村天裕投手、公文克彦投手、井口和朋投手と無失点でつないだ。

 打線が今季5度目の零封負けと投打が噛み合わず2連敗となったが、首位のソフトバンクも西武に敗れたため、ゲーム差は1.5のまま。栗山英樹監督は「全てを受け止めて、しっかりやるしかない。立ち止まっているところではないので、明日しっかりやります」と前を向いた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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