元Gマイコラスが二塁手の捕球を“妨害”!? 米メディア批判「がっつり手を掴んでた」
好投実らず11敗目、投球ではなく走塁で物議「がっつり手を掴んでいた」
■カブス 2-0 カージナルス(日本時間1日・セントルイス)
元巨人のカージナルス、マイルズ・マイコラス投手が7月31日(日本時間1日)の本拠地カブス戦に先発。6回途中6安打1失点3奪三振の好投も打線の援護なく11敗目(7勝)を喫したが、投球ではなく走塁で物議を醸している。セーフティバントを決めた際、ベースカバーに入った二塁手ボートの左腕を左手で触り、捕球を妨害するような仕草を見せており、米メディアからも「ペテン師」「二流の馬鹿げた行為」と批判の声が上がっている。
0-0の3回だった。無死二塁の場面でマイコラスがバントをすると、一塁に猛ダッシュ。遊撃のバエスが一塁に送球したが、タイミングは完全にセーフで内野安打に。さらに、ボールはワンバウンドとなり、ベースカバーに入ったボートは捕球できず。バエスの送球エラーでウィータースが三塁へと進んだ。
このプレーにカブスのマドン監督が抗議。マイコラスは一塁を駆け抜ける際にボートの左腕に触れ、捕球を妨害するような仕草を見せていた。地元テレビ局「FOXスポーツ・ミッドウエスト」が公式ツイッターで公開したスロー映像には、その“決定的瞬間”がはっきりと映っており、ファンから非難が殺到する事態となった。
さらに、米メディアもこのマイコラスの“プレー”を批判。オクラホマのスポーツラジオ番組「Franchise Sports」のエディ・ラドセビッチ氏は「更に詳しく調べてみると、マイコラスはマジでペテン師だな。信じられない。彼を出場停止にしないと」とツイッターで投稿。地元テレビ局「KSDKニュース」のダン・バッファ記者も「マイルズ・マイコラスはがっつりリゾ(実際にはベースカバーに入ったボート)の手を掴んでたね。ワォ。あれはさりげなかった」とつぶやいた。
NBCスポーツが運営するカブス専門メディア「カブストーク」は「んー、マイコラス… それはダメでしょ」とツイート。さらに、TV局「NBC5」のジェームス・ニボー氏は「フィールド上での判定は変えることはできないけど、あのマイコラスのプレーは、それはそれは二流の馬鹿げた行動だ」とツイッターで痛烈に批判した。
後続が倒れ、このイニングに得点は入らなかったものの、マイコラスには厳しい声が相次いでいる。
(Full-Count編集部)