5時間超の大荒れ警告試合はロッテ劇的勝利 マーティンが延長12回サヨナラ押し出し四球
延長12回5時間超えの試合は押し出しで決着、死球から乱闘寸前の騒動も
■ロッテ 7-6 オリックス(1日・ZOZOマリン)
ロッテは1日、本拠地でオリックスとの死闘を7-6で制した。死球から乱闘寸前の騒動となり、警告試合となった一戦は延長戦に。ロッテ最後の攻撃となった12回に新助っ人のマーティンがサヨナラ押し出し四球を選んで両チーム計17投手が登板し、計31安打が飛び出した試合に決着をつけた。試合時間は5時間18分。12回の1イニングを無失点に抑えたドラフト2位の東妻がプロ初勝利を挙げた。
3連戦の最終戦は大荒れの警告試合となった。オリックスが1点を追う5回、吉田正がボルシンガーから死球を受け、一時ベンチ裏で治療。オリックス3点ビハインドとなった7回2死走者なしでは、西野が酒居から死球を受けて西村監督が激怒し、一触即発となった。
さらに、オリックスが同点に追いついた直後の8回には2死一、二塁で西野が2打席連続死球を受け、オリックス側が再び激怒。両軍がベンチから出てきて、あやわ乱闘の騒然とした雰囲気となった。
オリックスは直後に後藤の押し出し四球で勝ち越すも、ロッテはその裏に荻野の適時三塁打で同点に。試合は延長に突入すると、最後の攻撃となった12回、1死満塁でマーティンが打席へ。エップラーから押し出し四球を選び、劇的な勝利となった。
(Full-Count編集部)