広島快勝で首位と4差、燕5連敗でストップ、阪神藤浪8四死球…1日のセ・リーグは?
広島の坂倉プロ初本塁打、ヤクルトの村上に20試合ぶり21号
セ・リーグは1日、各地で3試合が行われ、広島、ヤクルト、阪神がそれぞれ勝利した。3位の広島は2位のDeNAに0.5差、首位の巨人に4ゲーム差に迫った。
広島は巨人に8-2で快勝。この3連戦を2勝1敗で勝ち越した。1点を追う4回に松山が同点の4号ソロ、7回無死一、二塁で代打・磯村のバスターエンドランが左前適時打となって勝ち越すと、菊池涼が左前適時打、鈴木が中前2点打を放ってリードを広げた。9回には代打で登場した高卒3年目の坂倉がプロ初本塁打となる3ランを右翼席に運んだ。投げては先発の野村が6回4安打3奪三振1失点で今季5勝目(3敗)を挙げた。
広島は6月下旬から7月上旬にかけて1分けを挟んで11連敗を喫したが、その後は12勝3敗とV字回復。巨人、DeNAの上位2チームを射程圏内にとらえた。一方、巨人は打線に元気がなく、4カード連続の負け越しとなった。
最下位のヤクルトはDeNAに4-2で勝ち、連敗を5で止めた。1点を追う2回、高卒2年目の村上が20試合ぶりの21号ソロを左翼席に運び、同点。3回に雄平が勝ち越しの右前適時打、中村にも3点目の右前適時打が飛び出した。1点差に迫られた6回には中村が再び右前適時打を放ち、そのまま逃げ切った。先発の山田大が6回2失点で、無傷の今季4勝目を挙げた。DeNAは先発の大貫が3回途中6安打3失点と誤算。同一カード3連勝はならなかった。
阪神は中日に3-2で逆転勝ち。カード勝ち越しを決めた。藤浪が今季初登板初先発し、4回1/3を102球、4安打8四死球3奪三振1失点。1点のリードを許したまま降板したが、5回に北條が同点の3号ソロを放つと、6回にマルテがタイムリー、8回には梅野が貴重な3点目のタイムリーを放った。
藤浪は初回、3四球で2死満塁のピンチを招くも無失点。2回は先頭の京田に四球、続く木下には直球が内角高めに抜けて死球となったが、無失点で切り抜けた。4回は無死一塁から木下へのスライダーが抜け、2打席連続死球となったが、後続を断った。5回は先頭・大島に四球を与え、アルモンテに中前打を浴びて無死一、三塁。ビシエドは左犠飛で先制を許すと、続く阿部に四球を与えたところで降板した。中日はロメロが6回2安打の力投も打線が援護できず。敵地で阪神に負け越した。
→1 巨人 95試合53勝41敗1分 -
→2 DeNA 98試合50勝45敗3分 3.5
→3 広島 99試合50勝46敗3分 0.5
→4 阪神 98試合45勝48敗5分 3.5
→5 中日 96試合43勝53敗0分 3.5
→6 ヤクルト 98試合38勝58敗2分 5.0
(Full-Count編集部)