“大乱闘男”プイグ、イ軍移籍でまさかの改心宣言「良い人間になりたい」
6選手と両監督に出場停止処分が課された大乱闘には「フィールドを出れば、みんな友達だ」
レッズからインディアンスに移籍したヤシエル・プイグ外野手は1日(日本時間2日)、新天地での意気込みを語った。MLB公式サイトが報じている。
プイグは昨年12月に交換トレードでレッズ入り。レッズでは主軸として100試合出場、打率.252、22本塁打、61打点をマークしていたが、パドレスも絡んだ三角トレードでインディアンス入りした。フランコーナ監督は2014年の日米野球でコーチだった。「暴れ馬」がニックネームのプイグは「みんなが彼のことを素晴らしい監督、素晴らしい人だと話している。このチームに加わり、彼の下でプレーすることにワクワクしている。この先、2、3か月、彼は僕のことを手助けしてくれると思う。彼の下で、フィールド内外でより良い選手と人間になりたい」と改心を宣言。続けて「このチームでなら、夢が叶えられる。またプレーオフで戦える。相手がアストロズ、ヤンキース、どのチームであろうと、戦い、最善を尽くし、優勝を目指す。このチームにはワールドシリーズに進出できる可能性があり、良い選手が揃っている」と活躍を誓っている。
大リーグ機構(MLB)は1日(同2日)、7月30日(同31日)のレッズ-パイレーツ戦で起こった大乱闘により6選手と両監督に出場停止処分を下した。レッズの一員として“参戦”していたプイグには3試合の出場停止処分が課された。「あまり話すことはない。異議を申し立てる。チームメートに球が投げられたなら、あのようなことは起こる。チームメートを守らなければならない。その後、フィールドを出れば、みんな友達だ。どちらのチームにも怪我人が出なくて良かった」と話すにとどめている。
新天地デビューとなった1日(同2日)の本拠地アストロズ戦では「4番・右翼」で先発出場し、3打数1安打1四球だった。ドジャース時代のポストシーズンでは17年に打率.286、3本塁打、10打点。昨季は打率.300、2本塁打、8打点と勝負強さを発揮してきた。大舞台の打棒に期待したい。
(Full-Count編集部)