オリ西村監督、9回途中1失点の山本を称賛 「いつも以上に素晴らしい投球だった」
打線は序盤に4点を奪い4試合連続2桁安打をマーク「気持ちも入っている」
■オリックス 4-1 西武(3日・京セラドーム)
オリックスは3日、本拠地・京セラドームでの西武戦を4-1で勝利し2カードぶりの勝ち越しを決めた。先発の山本が完封こそ逃したが9回途中1失点の快投を見せ西村監督も「完封してくれるのが一番よかったが、いつも以上に素晴らしい投球だった」と賛辞を送った。
初回からエンジン全開だった。最速154キロの直球にカーブ、カット、シュートを交え2回から3回までに6者連続三振と圧巻の投球。その後も危なげない投球を続けていたが9回無死満塁から山川に犠牲フライを浴びたところで降板となった。
8回1/3、5安打10奪三振1失点の快投で今季6勝目を挙げた山本に西村監督も「完封してくれれば一番よかったが、それでもいつも以上に素晴らしい投球だった」と称賛。野手陣も序盤に4点を奪い4試合連続2桁安打と好調を維持しているだけに「初回、2回は素晴らしい攻撃。積極的で気持ちも入っている」とチーム状態の良さを実感していた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)