“怒りの大遠投”の次は…レ軍守護神が薄氷セーブで“歓喜の大遠投”
8失点KOバウアーの“怒りの大遠投”が話題となっていた
■レンジャーズ 5-4 タイガース(日本時間3日・アーリントン)
”怒りの大遠投”の次は”喜びの大遠投”が話題だ。レンジャーズのホセ・ルクラーク投手は2日(日本時間3日)、本拠地のタイガース戦で3番手として救援。1回2安打2失点で今季6セーブ目を挙げた。1点差を逃げ切った喜びからか、試合後には右翼後方へ大遠投を見せた。
インディアンス・バウアーが7月28日(同29日)の敵地ロイヤルズ戦で8失点KOした後に怒りを爆発させて中堅方向へ大遠投。MLBから罰金処分を科された“奇行”はメジャーで大きな話題となり、バウアーは30日にレッズへトレード移籍となった。今回のルクラークの大遠投について、米メディアは続々と反応。米データサイト「ファングラフス」のデバン・フィンク記者は「ホセ・ルクラークが『ハッピー・トレバー・バウアー』デビュー」と自身のツイッターで伝えた。
米メディア「ジ・アスレチック」のサード・ユスフ記者は自身のツイッターで「ルクラークに苛立って投げたのか聞いた。レクラク『苛立ってじゃない。嬉しかった』。ファンにボールを届けようとしただけだと語った」と試合後の取材を速報。続けて「(監督の)クリス・ウッドワードはルクラークがボールを投げたことに理解を示した。『それについて彼と話すと思う。次回はやらない方がいいと伝えるためにね。彼は闘争心が強く、少し苛立ちを見せただけだ』」と指揮官の反応も伝えた。
地元紙「フォートワース・スターテレグラム」のレ軍番、ジェフ・ウィルソン記者も自身のツイッターで反応。「レンジャーズが5-4で勝利。ホセ・ルクラークがギリギリでセーブを挙げ、最後のアウトの後にすごい投球をした」、「ホセ・ルクラークは右翼スタンドに向かってボールを投げたのは、A)嬉しかった、B)ファンにボールを届けようとした、からだと語った。クリス・ウッドワードは投げたことについて気にしていないようだが、レクラクと話すと語った」と伝えていた。