田中将大、5失点KOで8勝目ならず ブーン監督「スプリットのキレが…」
敵地オリオールズ戦で先発し、5回1/3で10安打5失点 防御率4.93
■ヤンキース 9-6 オリオールズ(日本時間6日・ボルチモア)
ヤンキースの田中将大投手は5日(日本時間6日)、敵地・オリオールズ戦で先発。6回途中10安打5失点だった。勝利投手の権利を持って降板したが、救援投手が打たれて8勝目はお預けとなった。
毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球となった。3回は1死からビラーの中越え三塁打を許すと、マンシーニに同点の中前適時打を献上。5回まで1失点と粘ったが、5点リードの6回はピーターソンに左中間2ランを浴びるなど4連打などで4失点。5回1/3で92球(ストライク60球)、4奪三振2四球、10安打5失点。防御率4.93となった。
ブーン監督は地元放送局「YESネットワーク」で、「スプリットが少し(落差が)フラットになっていたと感じた。そしてプレートの真ん中付近に失投し始めていた。間違いなくあの場面(6回)を乗り切ってほしかった。スプリットのキレが無いように見えたし、プレート真ん中付近でミスをしていた。彼らは素晴らしい打線だから、ミスをしたら痛い目に遭う」と話した。
(Full-Count編集部)