V候補星稜プロ注目奥川、履正社46発スラッガーが登場! 大会2日目みどころ
履正社・清水、霞ケ浦・鈴木寛の好投手対決も
第101回全国高校野球選手権大会は6日、開幕した。大会2日目となる7日は全4試合が行われ履正社(大阪)、星稜(石川)など注目校が登場する。
○履正社(大阪) – 霞ケ浦(茨城)第1試合・8時00分
激戦区を勝ち抜いて3年ぶり4回目の出場を果たした履正社と、4年ぶり2回目出場の霞ケ浦が激突する。初の春夏連続出場を決めた履正社は投打に軸が揃う。最速145キロの左腕清水は大阪大会5試合登板で42奪三振6失点、4番井上は高校通算46本塁打を誇る右のスラッガーだ。一方、霞ケ浦の鈴木寛は最速148キロを誇る大会屈指の好投手。両投手の出来が勝敗の鍵を握る。
○静岡(静岡) – 津田学園(三重)第2試合・10時30分
4年ぶり25回目出場の静岡と、2年ぶり2回目の津田学園の対戦。県大会にノーシードで臨んだ静岡は接戦をものにしてきた。投手の柱である松下は県大会46回で12失点と安定感がある。打線は7試合で計25犠打を記録するなど堅実に得点を重ねる。春夏連続出場の津田学園は右腕・前の投球に注目。最速148キロの本格派で、県大会では31回で38三振を奪った。
○星稜(石川) – 旭川大(北北海道)第3試合・13時00分
2年連続20回目出場の星稜は今大会の優勝候補。2年連続9回目出場の旭川大がいかに食い下がれるか。星稜のエース奥川はプロ注目の今大会ナンバーワン右腕。県大会では最速158キロをマークするなど、県勢初の全国制覇を狙う。旭川大は北北海道大会6試合で5失点と堅実な守備が持ち味。ロースコアの接戦に持ち込むことが勝利の条件だろう。
○秋田中央(秋田) – 立命館宇治(京都)第4試合・15時30分
秋田中央は前身の秋田市立時代以来、45年ぶり2回目の出場。立命館宇治は前身の宇治以来、37年ぶり3回目の出場になる。秋田中央は今年「脱丸刈り」とするなど自主性を重んじる。昨年準優勝の金足農に続いて旋風を巻き起こせるか。立命館宇治は県大会準々決勝で福知山成美、準決勝で龍谷大平安と今年のセンバツ出場校を連続撃破するなど波に乗る。
(Full-Count編集部)