関東一、15安打10得点で打ち合い制し4年ぶり勝利 4番平泉がソロ弾&同点三塁打
逆転負けの日本文理は夏の甲子園通算10勝目ならず
第101回全国高校野球選手権大会第5日が10日、甲子園球場で行われ、第1試合は3年ぶり8回目出場の関東一(東東京)が、2年ぶり10回目出場の日本文理(新潟)を10-6で破った。関東一は、4強入りした2015年以来4年ぶりの甲子園勝利。
日本文理は1回1死満塁から南の中前適時打で先制。3回2死二塁では再び南が左前適時打を放った。
関東一は3回1死から4番の平泉が高校通算37号となるソロ本塁打をバックスクリーンに運んで1点差。さらに二塁打と2四死球で2死満塁とし、土屋が走者一掃の右越え二塁打を放って逆転した。
日本文理は4回、2安打と犠打で1死二、三塁とし、桑原の中前2点打で同点。続く長坂が左越え適時二塁打を放って再び勝ち越した。
関東一はその裏、無死一塁から平泉の右翼線適時打で同点。続く野口が中前適時打を放ち、勝ち越した。6回には1死一塁から渋谷の左前適時打。1点差に迫られた直後の7回には1死二、三塁で平川が中前2点打を放ち、試合を決めた。
関東一は5回から登板した2番手・谷が5回を無失点に封じて勝利を呼び込んだ。
日本文理は先制しながら2投手が打ち込まれて夏の甲子園通算10勝目を逃した。
(Full-Count編集部)