熊本工、山口サヨナラ弾で延長12回劇的勝利! 夏の甲子園通算30勝目

熊本工(熊本)が3-2で勝利
熊本工(熊本)が3-2で勝利

タイブレーク突入目前に山口がサヨナラ本塁打、山梨学院・相沢は散る

 第101回全国高校野球選手権大会第5日が10日、甲子園球場で行われ、第2試合は6年ぶり21回目出場の熊本工(熊本が)、4年連続9回目出場の山梨学院(山梨)に延長12回3-2でサヨナラ勝ちし、夏の甲子園通算30勝目(20敗)を飾った。

 2-2で延長戦に突入した一戦は熊本工に軍配が上がった。延長12回1死から山口がバックスクリーンにサヨナラ本塁打を放った。

 山梨学院は1回1死から宮崎の左前打、相沢の右前打で1死一、三塁とし、菅野の二ゴロで1点を先制。さらに「山梨のデスパイネ」こと野村が右前適時打を放って2点目を挙げた。

 しかし、熊本工は4回に反撃。先頭の吉山が四球で出塁し、2死後、森が左越え適時二塁打。続く青山が三塁線を破る適時二塁打を放ち、同点に追いついた。

 その後はお互いにあと1本が出ず、延長に突入。熊本工は6回から登板した2番手の村上が7イニングを無失点の好投。勝利を呼び込んだ。山梨学院のエース相沢は完投したものの援護に恵まれなかった。

(Full-Count編集部)

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