智弁学園と八戸学院光星が激突、聖光学院は戦後最長13年連続出場 大会第7日みどころ
宇和島東・長滝監督は上甲監督の教え子、海星の145キロ右腕は阪神・江越の親戚
第101回全国高校野球選手権大会は大会7日目となる12日に2回戦4試合が行われる。戦後最長13年連続出場の聖光学院(福島)が登場。開幕戦で快勝した八戸学院光星(青森)は、強打の智弁学園(奈良)と対戦する。
○宇和島東(愛媛) - 宇部鴻城(山口)第1試合・8時00分
9年ぶり9回目出場の宇和島東は、今年4月に名将・上甲正典監督の教え子・長滝剛監督が就任。21年ぶりの甲子園勝利を目指す。切れ目のない打線は、1988年に初出場初優勝を遂げた“牛鬼打線”の再来を予感させる。7年ぶり2回目出場の宇部鴻城は、投打のバランスの良さが売り。強力な打線に加えて、左の池村、右の岡田の2枚看板で勝利を目指す。
○海星(長崎) - 聖光学院(福島)第2試合・10時30分
5年ぶり18回目出場の海星は、長崎大会6試合中4試合を逆転で勝ち上がった。最速145キロの江越永輝は江越大賀(阪神)の親戚。17年ぶりの夏勝利を目指す。聖光学院は戦後最長記録を更新し、13年連続(16回目)の出場。怪我で春は投げられなかったエース左腕・須藤が福島大会で24回無失点と復活し、6試合で2失策と守備も堅い。
○智弁学園(奈良) - 八戸学院光星(青森)第3試合・13時00分
3年ぶり19回目出場の智弁学園は、大会新の12本塁打で奈良大会を制した。注目は“智弁のアルトゥーベ”こと坂下。164センチと小柄ながら大会個人記録を更新する5本塁打を放った。八戸学院光星は、開幕戦で誉(愛知)に快勝。青森大会1試合平均12得点だった打線が甲子園でも爆発した。2014年以来の3回戦進出を目指す。
○神村学園(鹿児島) - 高岡商(富山)第4試合・15時30分
神村学園は、佐賀北(佐賀)との九州対決を制して初戦突破。エースの田中瞬が9回5安打2失点と好投した。初の1大会2勝を目指す。高岡商は1回戦で石見智翠館(島根)を延長で破った。延長10回に勝ち越しの2点適時三塁打を放った1番・森田は、2ランを含む3安打4打点の大活躍。昨夏に続く3回戦進出を目指す。
(Full-Count編集部)