大谷翔平、今季7度目“猛打賞”&2戦連続2打点で連勝貢献 打率.290に再上昇
マルチ安打は2試合連続今季26度目、エンゼルスは延長10回の熱戦制す
■エンゼルス 5-4 Rソックス(日本時間12日・ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地レッドソックス戦に「3番・DH」で4試合連続スタメン出場。5打数3安打2打点2三振と活躍し、延長10回5-4での勝利に貢献した。大谷の“猛打賞”は9試合ぶり、今季7度目。前日に続いて満塁の絶好機でタイムリーを放ち、2試合連続の2打点で今季47打点とした。
大谷は初回、無死一、二塁の好機で先発右腕キャッシュナーの95マイル(約153キロ)の直球を左前に鮮やかに運ぶ。満塁へとチャンスを広げ、プホルスの三ゴロ併殺打の間にエンゼルスは1点を先制した。
さらに、1-0のまま迎えた2回は2死満塁の絶好機で初球のチェンジアップを右手一本で中前に運ぶ2点タイムリー。10日(同11日)の同戦でも、7回無死満塁の絶好機で中前への2点打を放っていた大谷。満塁ではこれが今季2本目のヒットで、2試合連続、今季26度目のマルチ安打とした。
5回先頭の第3打席は空振り三振に倒れたが、1点を追う7回1死走者なしの場面ではバーンズのカーブを左前に運び、今季7度目の“猛打賞”。ここは得点にはつながらなかったものの、エンゼルスは8回にカルフーンの26号ソロで同点に追いついた。
大谷は9回、1死走者なしで打席に立ったものの、ワークマンの前に空振り三振。試合は延長戦に突入すると、エンゼルスは10回にベンブームがタイムリーを放ち、熱戦を制した。大谷の今季通算成績は80試合出場、15本塁打、47打点、OPS(出塁率+長打率).860。3安打で打率は.285から.290に上昇した。
エンゼルスは前日に連敗を「8」で止め、これで2連勝となった。
(Full-Count編集部)