大谷翔平、2戦連続2打点で連勝に貢献 3安打に満足げ「それぞれ良かった」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

“猛打賞”は今季7度目「勝てていい流れでホームに行ける」

■エンゼルス 5-4 Rソックス(日本時間12日・ボストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地レッドソックス戦に「3番・DH」で4試合連続でスタメン出場し、5打数3安打2打点2三振の活躍で5-4での勝利に貢献した。“猛打賞”は9試合ぶり、今季7度目。3本のヒットについて、試合後には「それぞれ良かった」と納得の表情を浮かべた。

 大谷は初回、無死一、二塁の好機で先発右腕キャッシュナーの95マイル(約153キロ)の直球を左前に鮮やかに運ぶと、1-0のまま迎えた2回は2死満塁の絶好機で初球のチェンジアップを右手一本で中前に運ぶ2点タイムリー。2試合連続、今季26度目のマルチ安打とした。

 さらに、1点を追う7回1死走者なしの場面ではバーンズのカーブを左前に運び、今季7度目の“猛打賞”。エンゼルスは8回にカルフーンの26号ソロで同点に追いつき、10回にベンブームの決勝打が飛び出して熱戦を制した。

 大谷は3安打で打率.285から.290に上昇。試合後には「良かったと思います」とうなずき、「勝てていい流れでホームに行けるんじゃないかなと思います」と本拠地に戻る12日(同13日)からのパイレーツ戦を見据えた。

 3安打については「それぞれ良かったかなと思います。アウトになった打席ももちろん大事にしたいですし、ヒットになった打席も大事にしたいなと思います」と満足げ。「1打席1打席大事にしながら、結果もそうですけど、内容も大事にしながらまた明日から頑張りたいなと思います」とさらなる活躍を誓っていた。

 エンゼルスは前日に連敗を「8」で止め、これで2連勝。試合前まで8月の打率.208と不調だった大谷のバットから当たりが出始めただけに、ここから白星も取り戻していきたいところだ。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY