1回戦2桁得点の鳴門と仙台育英が激突、選抜準V習志野は鶴岡東と対戦 大会第9日みどころ
シーソーゲーム制した関東一は延長12回サヨナラ勝利の熊本工と対戦
第101回全国高校野球選手権大会は大会9日目となる14日に2回戦3試合が行われる。1回戦で2桁得点を奪った鳴門(徳島)と仙台育英(宮城)、1回戦を逆転で勝ち上がった選抜準優勝の習志野(千葉)と鶴岡東(山形)が対戦。関東一(東東京)は高校通算37号の平泉に注目だ。
○鳴門(徳島) – 仙台育英(宮城)第1試合・8時00分
1回戦で2桁得点を奪った両チームの対戦。鳴門は1回戦で花巻東(岩手)に10-4で勝利。初回に3点を先制すると、3回からマウンドに上がった好投手・西舘を打ち崩した。仙台育英は1回戦で初出場の飯山を20-1と圧倒。1点を先制されたが3回に4得点で逆転すると、5回には9安打10得点の猛攻で、終わってみれば24安打20得点を奪い取った。打線の調子がカギを握る一戦になりそうだ。
○習志野(千葉) – 鶴岡東(山形)第2試合・10時30分
1回戦を逆転で勝ち上がった両チームの対戦。選抜準優勝の習志野は1回戦で延長の末、沖縄尚学(沖縄)に5-4で勝利。9回1死から同点に追い付くと、延長10回に勝ち越した。6回途中から登板したエース飯塚は5回2安打無失点。6者連続を含む8奪三振の好救援だった。鶴岡東(山形)は1回戦で高松商(香川)に勝利。エース左腕・影山が6回2失点に抑えると、5回に3点を奪い逆転した。初となる1大会2勝を目指す。
○関東一(東東京) – 熊本工(熊本)第3試合・13時00分
関東一は1回戦で日本文理(新潟)に10-6で勝利。平泉の高校通算37号などで15安打10得点と打ち勝ち、シーソーゲームを制した。熊本工は1回戦で山梨学院(山梨)に3-2でサヨナラ勝ちした。2点を追う4回に森、青山の適時二塁打で同点に追い付くと、11回まで両者無得点。延長12回に山口がサヨナラ本塁打を放った。2006年以来13年ぶりの3回戦進出を目指す。
(Full-Count編集部)