大谷、打球速すぎて適時打にならず? 175キロ超弾丸二塁打に米実況「強く打ちすぎ」

「3番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
「3番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

初回1死一塁で痛烈な二塁打を放つも、走者トラウトは三塁でストップ

■エンゼルス 8-7 Wソックス(日本時間16日・アナハイム) 

 エンゼルスの大谷翔平投手が15日(日本時間16日)、本拠地エンゼルスタジアムでのホワイトソックス戦に「3番・DH」で7試合連続でスタメン出場し、初回の第1打席で6試合連続安打となる二塁打を放った。

 いきなり大谷が魅せた。第1打席、相手先発ロペスが投じた初球、98.2マイル(約157キロ)のファストボールを完璧に捉えた。打球は痛烈なライナーとなり左中間を真っ二つに割り、フェンス手前まで飛距離を伸ばした。

 打球はワンバウンドでフェンスに到達したが、打球のあまりの速さから、俊足で鳴らす一塁ランナーのマイク・トラウト外野手が三塁ストップ。地元ロサンゼルスで試合を中継する「FOXスポーツ・ウエスト」の名物実況ビクター・ロハス氏は「これは強打だ!」と左中間への強烈な当たりに絶叫した。

 だが、痛烈な一打でトラウトは三塁でストップし、生還できず。これを見たロハス氏は「トラウトは三塁でストップします。オオタニはボールをあまりに強く打ちすぎた。普通の二塁打ならトラウトは余裕で生還してましたよ」と語った。

 MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」によると、打球の時速は108.9マイル(約174.2キロ)。ノーマルな二塁打であれば、今季10盗塁をマークし俊足としても知られるトラウトであれば、生還していたとロハス氏は分析。あまりの打球スピードのために適時打にならなかったとしていた。

(Full-Count編集部)

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