八戸学院光星、激戦制して5年ぶり8強 9回1死満塁から下山が劇的サヨナラ打
6回に同点に追いつかれたが、3番手・山田の好投で勝ち越しの流れを作った
第101回全国高校野球選手権大会第10日が16日、甲子園球場で行われ、第4試合は八戸学院光星(青森)が海星(長崎)を7-6でサヨナラで破って準々決勝進出を決めた。
八戸学院光星は2点を追う3回、先頭・太山皓仁のソロで1点を返すと、2死一、二塁から原、大江の連続タイムリーで勝ち越し。6回には同点に追いつかれたが、9回1死満塁からが6番・下山がサヨナラ打を放った。投手陣は3投手継投。3番手の山田はキレのあるスライダーで3回、2/3を2安打1失点に抑え、勝ち越しの流れを作った。激戦を制して、5年ぶりの8強進出を掴み取った。
敗れた海星は、初回にキャプテンの5番・坂本芽玖理の2ランなどで3点を先制したが逆転負け。6回に3点を奪って一時同点に追いついたが、9回に力尽きた。2番手として4回から登板した江越大賀外野手(阪神)の遠戚、江越永輝が自己最速146キロを記録する力投を見せたが、1976年以来43年ぶりの準々決勝進出はならなかった。
(Full-Count編集部)