キューバ出身プイグ、大乱闘出場停止処分中に米国国籍取得「神に感謝しています」
キューバ出身のプイグは12年6月にメキシコ国籍に、14日に米国国籍を取得した
インディアンスのヤシエル・プイグ外野手がメキシコ国籍から米国国籍に変更した。米ヤフー・スポーツなど複数メディアが伝えている。
キューバ出身のプイグは12年6月にメキシコに亡命。その後ドジャースと7年契約を結び、13年からメジャーでプレーしている。同メディアによると、母親のマリッツァが数か月前に米国国籍を取得。14日(日本時間15日)に米国国籍を取得したプイグは「彼女はマイアミに住んでいるんだ。アメリカに来たのは僕が先だったけど、彼女は僕より先にアメリカ国民になったんだよ。僕も彼女のようにしたかったのさ」と理由を明かした。プイグの家族全員が米国国籍への変更を望んでいるという。
14日はレッズからインディアンスにトレード移籍する直前の7月30日にド派手な大乱闘を繰り広げ、米国国籍を取得した14日は3日間の出場停止処分の最終日だった。チーム離脱中はチームの試合も観戦しなかったといい、プイグは「野球が恋しかったよ。乱闘で出場停止を食らっても、何も楽しくないからね」と話している。
プイグは自身のツイッターでも米国国籍を取得したことを報告。「神よ、アメリカ国民になることができたこの素晴らしい機会に感謝しています」と綴ると、ファンからは「おめでとう!」、「君は素晴らしいよ。君がアメリカ国民になることができて嬉しいんだ。次のシーズンはシンシナティに戻ってきてね。いつも君らしくいてね!」、「アメリカへようこそ、ブラザー。君がいてくれてうれしいよ」、「おめでとう、ヤシエル! 君にすごく会いたいよ」、「おめでとう! 君はどんな時も僕の友達だ!」と祝福の声が多く集まった。
(Full-Count編集部)