3冠王が避けようと仰け反るも…見逃しでストライク!? 衝撃カーブに驚き「えぐい」
レイズ右腕モートンが驚きの1球、2012年3冠王のカブレラは思わず避ける
■タイガース 2-0 レイズ(日本時間17日・タンパ)
レイズのチャーリー・モートン投手が投じたカーブの強烈な変化が話題となっている。右打者に向かっていったボールが急激に曲がってど真ん中に。2012年に3冠王に輝いたミゲル・カブレラ内野手が思わず仰け反ってしまうほどの1球の動画をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」がツイッターで公開すると、ファンからは「いかつい」「えぐい」と驚きの声が続々と上がった。
試合が始まってすぐの“衝撃”だった。1回表、2死走者なしで打席にカブレラを迎えると、モートンが初球にカーブを投じた。カブレラの体に向かっていったボールはブレーキがかかり、急激に変化。カブレラは体に当たると思ったのか、思わず仰け反って後ずさりしたが、ボールは内角高めのストライクゾーンに決まった。
カブレラといえば、2012年に打率.344、44本塁打、139打点で3冠王に輝いた強打者。一時は誰もが認める現役最強打者として恐れられた。近年は衰えが見えるものの、その打撃技術は超一級品。しかし、このモートンの1球には思わず仰け反ってしまった。
「Cut4」が公式ツイッターでこの映像を公開すると、ファンは驚きの声を上げた。
「いかつい」
「ウィッフルボールみたいだ」
「最高だ」
「サイ・ヤング賞を獲れるポテンシャルだね」
「なんてこった、えぐいな」
「なかなか見事だね」
「どうやったらこれを見ることをやめられるのか、教えてくれるかい?」
モートンは昨季までアストロズに2年間所属し、14勝7敗、15勝3敗と好成績をマーク。2017年には球団史上初の世界一に貢献しただけに、「アストロズのレジェンド」という声もあがった。この試合は7回3安打10奪三振1失点と好投しながら、打線の援護なく5敗目(13勝)を喫したが、3冠王をビビらせる1球に強烈なインパクトを残した。