星稜猛打爆発17点圧勝 エース奥川を温存し、準決勝進出

星稜(石川)が17-1で勝利、準決勝進出を決めた
星稜(石川)が17-1で勝利、準決勝進出を決めた

奥川の後輩が躍動 今井3安打7打点、内山2発、荻原7回1失点

 第101回全国高校野球選手権大会第12日が18日、甲子園球場で行われ、準々決勝第3試合は星稜(石川)が22安打を放ち、17-1で仙台育英(宮城)に圧勝。準優勝した1995年以来24年ぶりに準決勝に進出した。前日17日の智弁和歌山(和歌山)との3回戦で延長14回165球を投げたプロ注目右腕・奥川恭伸投手はブルペンで一度投球練習しただけで、出場しなかった。

 エースを温存し、2年生の荻原が先発した一戦で、打線が奮起した。

 2回1死満塁から1番・東海林が先制の右前適時打。さらに今大会初スタメンの2年生・今井が左翼席に満塁本塁打を放ち、一挙5点を挙げた。

 3回1死満塁では、今井が左越え2点二塁打。続く知田が中犠飛を打ち上げ、大量8点をリードした。

 今井は7回にも左翼フェンス直撃の適時三塁打を放ち、3安打7打点。単打が出ればサイクル安打達成という猛打だった。

 これだけでは終わらない。2年生4番・内山が8、9回に2打席連続本塁打。9回には大高にも本塁打が飛び出し、1試合4本塁打となった。

 投げても荻原が7回を5安打1失点と好投。2年生の活躍で、奥川は貴重な“休養日”を手にした。20日の準決勝を中2日で迎える。

 一方、仙台育英は先発した1年生の伊藤が2回途中5失点で降板。その後も投手陣が打ち込まれた。

(Full-Count編集部)

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