星稜、序盤に大量得点 ベンチの奥川も大喜び
初スタメンの今井が2回に満塁弾
第101回全国高校野球選手権大会第12日が18日、甲子園球場で行われ、準決勝進出をかけて第3試合で星稜(石川)と仙台育英(宮城)が対戦。前日17日の試合で延長14回タイブレークの末にサヨナラ勝ちで準々決勝に勝ち進んできた星稜が、前日の勢いそのままに序盤から仙台育英を圧倒している。
星稜は前日17日の智弁和歌山との3回戦で先発し延長14回を一人で投げ切ったエース・奥川を温存し、2年生の萩原を先発マウンドに送り込んだ。星稜は2回1死満塁から1番・東海林の左前適時打で先制に成功すると、今大会初スタメンに起用された2年生の今井が左翼スタンドに飛び込む満塁本塁打を放ちこの回一気に5点を奪った。この一発にベンチから戦況を見守る奥川も拳を突き上げ大喜び。奥川は前日に165球を投じており、エースを温存したい星稜ベンチにとってこれ以上ない援護点となった。
(Full-Count編集部)