鷹コラスが初打席初球本塁打、オリ4連勝で5位ロッテに1差…18日のパ・リーグは?

ソフトバンクのオスカー・コラス【写真:藤浦一都】
ソフトバンクのオスカー・コラス【写真:藤浦一都】

西武は痛恨の逆転負け、楽天-日本ハムは決着つかず引き分け

 プロ野球のパ・リーグは18日、3試合が行われ、ソフトバンク、オリックスが勝利。日本ハム-楽天は引き分けに終わった。オリックスは最下位脱出へ5位ロッテに1ゲーム差に迫っている。

 ソフトバンクは本拠地・西武戦に5-4で逆転勝ち。2位との差を再び5ゲーム差に広げた。1点リードの2回に、この日1軍初昇格を果たしたコラスが史上9人目となる初打席初球本塁打の偉業を成し遂げて1点を追加。3回にはグラシアルの22号ソロでリードを広げた。逆転されて迎えた7回には1死二塁から松田宣が左翼線へ同点適時打。続く明石も適時二塁打を放って逆転に成功した。投手陣は6回の甲斐野、7回の高橋純が6連続奪三振で流れを引き寄せ、逆転を呼び込むと、8回をモイネロ、9回を森が凌いで逃げ切った。西武は痛恨の逆転負けで、首位ソフトバンクに再びゲーム差を広げられた。

 オリックスは本拠地・ロッテ戦に2-1で勝利。今季3度目の4連勝で5位との差を1ゲームに縮めた。3回に2死からチャンスを作ると、福田の適時打などで2点を先制。先発のK-鈴木が7回途中5安打1失点と試合を作り、1点のリードを近藤、増井、ディクソンの必勝リレーで守り切った。K-鈴木は7月26日のソフトバンク戦以来の3勝目(5敗)を挙げた。ロッテは痛恨の同一カード3連敗。3試合でわずか2得点のみと打線が沈黙し、9連戦を3勝6敗で終えた。

 札幌ドームで行われた日本ハム-楽天は4-4の引き分け。楽天が1回にブラッシュのタイムリーで先制するも、日本ハムはその裏に近藤の2点三塁打で逆転。渡辺の犠飛で追加点を奪い、2回には西川がレフトへ適時打を放ち3点差とした。しかし、楽天は4回に和田の適時打で1点を返すと、7回には堀から浅村がセンターへ運ぶ2ラン。同点に追いついた。延長戦に入ってからは両チームの救援陣が好投。延長12回で決着はつかなかった。

→1 ソフトバンク 113試合62勝47敗4分 -
→2 西武 110試合57勝52敗1分 5.0
→3 楽天 111試合54勝53敗4分 2.0
→4 日本ハム 112試合53勝54敗5分 1.0
→5 ロッテ 112試合53勝56敗3分 1.0
→6 オリックス 112試合51勝56敗5分 1.0

(Full-Count編集部)

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