広島安部“狙い通り”の代打V弾 「鉄則として初球をしっかり振っていこうと」
8回の先頭に代打で登場すると、初球を捉え右中間へ決勝の7号ソロ
■広島 5-4 ヤクルト(21日・マツダスタジアム)
広島の安部友裕内野手が21日の本拠地ヤクルト戦で代打・決勝アーチを放ちチームを5-4の勝利に導いた。
4-4で迎えた8回の先頭。代打で登場するとヤクルト左腕ハフが投じた初球134キロのカットボールを振りぬいた打球は高々と舞い上がり右中間スタンドに飛び込んだ。試合を決めた勝ち越しの7号ソロにマツダスタジアムは大歓声に包まれた。
この試合まで左腕相手に打率.268(右腕は.247)と左を苦にしていない安部は「代打の鉄則として初球をしっかり振っていこうと思って打席い入った」と、狙い通りの一発に胸を張った。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)