「走塁技術が凄い」西武・中村が見せた“神走塁”3連発、パTV動画は6万回超再生
痛烈なライナーに飛び出さず冷静に帰塁、相手失策で一気に生還
■西武 11-6 日本ハム(22日・メットライフ)
今季通算400号本塁打を放った球界屈指の長距離砲である西武の中村剛也内野手。その長打力が注目されるが、5年連続通算26個の盗塁を決めるなど、意外にもその走塁センスも高く評価されている。
そんな非凡な走塁能力を21日にメットライフドームで行われた日本ハム戦で発揮した。7回無死満塁で二塁走者だった中村。まず山川の痛烈な遊撃へのライナーで飛び出すことなく、冷静に打球を判断して二塁へ帰塁した。
さらに木村の放った打球も痛烈な中前へと抜けようかというライナーに。これを渡邉がジャンピングキャッチで好捕したが、ここでも中村は飛び出すことはなし。冷静に打球を見極めて、二塁へ難なく帰塁した。
2死満塁となると、続く佐藤の打球は遊撃へのゴロに。この打球をヒラリとかわすと、この打球を遊撃・石井一が弾く失策。レフト方向に打球が転がるのを見ると、中村は迷うことなく三塁を蹴って一気に本塁へと生還した。
この一連の走塁を「パーソル パ・リーグTV」も注目。「L中村が見せた『神走塁』」と題して公式Youtubeで動画を公開すると、ファンからは、中村の走塁センスに驚きの声があがった。「おかわりくんはホームランが印象的だけど走塁も守備もセンスが抜群」「スライディングも上手いし大阪桐蔭出身って走塁技術高いよなぁ」「足自体も遅くないし、何より走塁技術が本当にすごい」とのコメントが寄せられ、動画は6万回超の再生回数を誇っている。