【U-18W杯】大船渡・佐々木は“抑え”で無失点 本番での起用法は…永田監督「見て決めたい」
9回に4番手で登板して1回無安打1奪三振1四球「リリーフは不安ありますが…」
30日から韓国・機張(きじゃん)で行われる「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に参加する高校日本代表は24日、都内のグラウンドで大学生を相手に初の対外試合をダブルヘッダーで行い、1勝1敗だった。1試合目は5-0で勝利し、2試合目は3-4で惜敗。注目の163キロ右腕、大船渡・佐々木朗希投手は1試合目の9回に登板し、1回無安打無失点1奪三振1四球だった。
1試合目は、興南・宮城大弥投手(3年)、創志学園・西純矢(3年)、近江・林優樹(3年)、大船渡・佐々木朗希投手(3年)と4投手が無失点リレー。打線は5回2死二塁から明石商・水上桂捕手(3年)の左翼線適時二塁打で先制すると、6回1死一塁から花咲徳栄・韮沢雄也(3年)の右越え二塁打で2点目を奪った。8回は東邦の熊田任洋内野手(3年)、智弁学園の坂下翔馬内野手(3年)のヒットから相手の失策で3点目を追加し、2死満塁からは東海大相模・遠藤成(3年)が右前2点適時打。5点をもぎ取り、快勝した。
ただ、サインミスも多く、永田裕治監督は試合後に「いいところもあったけどミスもあった。明日からまたしっかりやりたい」と引き締めた。
最終回に“抑え”として登板した佐々木は空振り三振、二飛、四球、遊ゴロで無失点。最速は153キロだった。本人は「リリーフはあまりやったことはないので不安はありますが、ここまできたらやるしかない」と話したが、永田監督は「1イニングなので、もう少し様子を見て」と話し、本番での起用法については「もう1試合あるので見て決めたい」と明かした。
(Full-Count編集部)